私は今年、就活2年目です。
去年は何をしていたか少し書こうと思います。

去年も自分なりには頑張って就職活動していました。去年の手帳を見ると、説明会の予定がぎっしり入っていてよく動いていたなって思う。

でも、やりたいことなんてわからなかった。
まあ、やりたいことがわからないから業種も絞らず片っ端からまわっていたのだけど。
正直、疲れました。
そして、余計にわからなくなりました。

説明会では、みんな同じような格好をして、同じような質問をしているのに違和感を覚えたり。
集団面接では人を蹴落とすような勢いの人を見て、何回もひいてしまったり、明らかに本心じゃないだろう?と思うようなことを言っている人たちが理解できなかったり。

でも、自分らしさなんて全然出せなくて・・・。

何より、説明会で出会う社会人たちに共感できなかった。そして、企業の歯車になって自分がなくなってしまうんじゃないかとすごく怖かった。
周りの友達には、「とりあえず何でもいいから内定をもらえ」とか「嘘でも言わなきゃだめだ」とも言われたけど、どうしてもできなかった。
働く姿が全く想像できなかった。

そんなこんなで、最終まで残ったのもいくつかあったけど、最後の最後でいつも迷ってた。面接を受けながら、「これが本当の私の気持ち?」と。
そんな感じだったから、内定は貰えませんでした。(ちなみに私は、思っていることがすごくよく顔に出ているそう。一度、面接で言われた。よっぽど嫌な顔をしていたのね。)

だから去年の夏休みあたりは、ボロボロ。
思い出しても辛いくらい。
自分がどうしたいのかわからない。
どうしていいのかもわからない。
苦しかったなあ・・・。
もしかしたら、あれが初めての挫折だったのかも?
今までストレートに何でも進んできたから。

変わり目は、秋ぐらいから。
あるNPOの活動に参加するようになって、本当に色々な社会人と出会いました。
年齢も職も本当に様々で、皆さん個性豊かで。
でも、共通していたのは自分の生き方や仕事にとても誇りを持っていたこと。
キラキラしてた。

うらやましくなった。
やりたいことやんなきゃ損だなって思った。
ホントにやりたいこと見つけたいなって思った。

そう思い始めた頃出会った、あるベンチャー企業の社長さんの言葉。
「自分は自分らしく生きていけばいい」
すごく当たり前の言葉なのに、私にはとても新鮮でハッとさせられる言葉でした。
苦労しながらも、自分の力で道を切り開いて夢をつかんだ人だったからこそ、すごく説得力があった。

その辺かな。
人と比べなくてもいい。
自分が納得できる決断をして、仕事をして、毎日を過ごせればいいって素直に思うようになったのは。
そしたら、何だかすごく楽になった。
「とにかく何が何でも就職しなきゃ」という呪縛みたいなものから抜け出せた瞬間。

ワクワクするときは?ドキドキすることは?
楽しいときは?悲しいときは?
自分の素直な感情が戻ってきた。
就活しているうちに忘れてしまっていたこと。

そして思い出しました。
私って小さい頃から「情報の発信源」に興味があったこと。テレビは誰が作っているの?ニュースは誰が作っているの?まあ、そんなことがずっとぼんやりと気にかかっていたっけ。

でも、いつの間にかマスコミなんて大変だからって避けていた自分。挑戦もしなかった自分。
本当に去年はマスコミをほとんど受けていない。
楽をしたくて避けたマスコミへの道なのに、逆に苦しめていたのかな?って今は思う。

そして、もう1回就活することを決めました。
自己分析に1年かかった感じだねぇ・・・。
もちろん、親とはもめました。
学費もかかるしね。
でも、学費は自分で払うことを決めたし、
結局、応援してくれることになりました。

と、長くなったけど、こんな感じ。
でも、まだまだ頑張れていな〜い!!
ダレてる自分にカツをいれるために思い出してみました。




コメント